|
|
 NPO法人 |
|
『東京湾を美味しくするぞ!』港区立港陽小学校総合学習〜お台場海浜公園で海苔作り〜3月3日報告!
|
 お台場の海岸に港陽小学校5年生が集合する、その先には1月13日から張り込んだ海苔網が張ってあります。この日は網を回収して海苔作りを行う日です。 |
 海辺つくり研究会・海をつくる会のスタッフが海中で手綱を離す。東京都漁連の船に乗った里海の会のスタッフが船の上からあげる。 |
 スタッフであげた海苔網を学校内にお台場の海岸と同じように張って5年生みんなで手で摘み採りました。「気持ち悪い〜」「冷たい」となかなか手が出なかった子供達も徐々に笑顔を見せて見事に海苔摘みを終える。 |
 この日は2月3日に摘み冷凍保存しておいた海苔を利用することにしました。PTAのお母さん達がまずは一生懸命に生海苔トントンと勢いのよい音を立ててを刻みます。寒い中ご苦労様です。 |
 刻んだ海苔を真水に溶かして、会で用意した道具を使ってみんなが1枚ずつ漉いていきます。初めての経験も楽しそうに海苔を枠の竹簾の中に流し込みました。子供達が終わると今度はPTAの方や学校の職員さんがすべて漉いてくれました。 |
 漉いた海苔は軽く脱水して天日で干しました。この日は朝に雨が降り湿度が高くなかなか乾きませんでしたが昼には晴れ間も見えて今日中に乾かせる期待感を寄せました。5年生以外の子供達は干してある海苔を見て「美味しそう!」「いい匂い」と感嘆の声を!校門外に通りすがる市民もこの風景を見て皆さん興味深そうに笑顔で見ていました。 |
 昼食にはお台場の海苔を使ったお味噌汁をPTAの方々が作り全校生徒で飲まれました。昼からはお台場の海苔柵をポンプで吹かしてすべて抜きました。抜いた棒は小学校で保管してあります。 |
 乾かなかった海苔も教室に持ち込んで暖房をかけた部屋で大型の扇風機を使いすべて乾かしました。残ったスタッフと先生方PTAの方と一緒に袋詰めする。 |
 子供達が作ったラベルを貼った袋に入れて乾海苔を全校生徒配りました。「ふっかつ特産海苔」 |
 5年生とスタッフが干した海苔の前で記念撮影!「お台場を美味しくするぞ〜」見事に当初の趣旨と目的を果たすことが出来ました。 |
■ 今回は今まで例を見ない総合学習でした。港湾海域に漁具をいれ40年前に失った漁業を学校中心で復活させました。校長先生や森田先生を始め港湾局や関係諸団体のご協力がなければ出来なかったことと思います。それに参加できたことは里海の会としても非常に良い経験をさせていただきました。協議会の皆様には厚く御礼を申し上げます。又、港陽小学校の5年生には大人になってもこの思い出を忘れないでお台場の浜を東京湾を決して汚い海ではなくて美味しい海と感じていただければと思います。
【スタッフ感想その1】 いろいろとありましたが無事、全校生徒分の海苔が生産でき、大成功であると感じています。 さて、昨日の長くとも短い一日でのうれしかったことを少々。 子ども達が大はしゃぎ!→やっぱり自分たちの海苔ができたことがうれしかったのでしょう。こんなに喜ばれると、こちらまでうれしくなりました。 他の学年の子ども達の関心の高さ→すれ違う子ども達が口々に「おいしそう」「いいにおい」「たべさせて〜!」と声をかけてきました。本能的に、おいしいものには惹かれるのでしょうか。やっぱり、子どもは食べ物から興味を引くのがいいのかな?また、それだけ関心が高いと言うことは、お台場の海を考えてもらえる、とても良い機会になるのでしょう。 そして最後に、お手伝いしてくれたお母さん方が大喜び!!最初は戸惑っていたお母さん方ですが、すぐにおしゃべりしながら和やかに(ストレスが発散できて?笑)海苔を刻み。しかし、関心は子ども達の手摘み、海苔漉きの方に向いていました。子ども達が漉き終わった後、「漉いてみますか?」と聞くと「やりた〜い!!」と元気な声。うまくできずとも、何回か繰り返すとコツを掴んできて、うまく漉けると、子ども達以上に大はしゃぎ!!最後の最後まで、残りのひとかけらまで無駄にしないように漉いてもらえました(なんか、とても物足りなさそうでした)。また、何人かのお母さん方には、海苔はがしも手伝ってもらえました。いろいろとお手伝いしてくれたお母さん方も大変だったでしょうが、楽しく海苔漉きに参加してもらえたのではないかと思うと、すこしほっとします。また、この楽しい思い出が、今後の活動の財産となるでしょう。これからは、子ども達だけでなく、お母さん、お父さんも一緒になって参加してもらえでばいいですね。 やはり、「楽しい!」は活動の基本ですね。
それに「おいしい!」も加われば文句なしですね。
【スタッフ感想その2】 皆様のおかげで、無事お台場での海苔育成と板海苔作成、そして味覚を堪能することができました。 そもそも育つかどうか分からなかったことから考えれば、本日の成果は大成功だと思います。 さて、今回は様々な組織、機関による協働作業でした。 初めての組み合わせ、場所ということで戸惑いや苛立ちなどもあったかと思います。 私としては、主催者である小学校の事情を前提に作業調整を進めさせていただいたつもりです。 しかし、海苔の育成という観点からは、様々な改善点があるものと思います。 今回一通りの作業を実施してみて、具体的に課題が明らかになってきたのではないでしょうか。 そのことで協働作業者のそれぞれの立場の違い、考え方の違いについても思いが至るようになったと感じています。 現在の東京都沿岸では、海苔の育成に様々な制約が伴うこと、生き物であり食品である海苔の育成には臨機応変の対応が求められることも良く理解していただけたのではないかと思います。 来年は今回の活動を通して得られた様々な課題を克服して、おいしい海苔をたくさんつくりたいと考えています。
3月14日東京新聞(TOKYO発)に紹介された記事です。
 |
|
里海めぐりの楽校〜海苔漁師体験報告!・・・2006年2月25日(土)・26日(日) |
|
多摩川河口アマノリあるある探検隊報告!・・・2006年2月4日(土) |
□ 多摩川河口〜アマノリあるある探検隊 日時:平成18年2月4日13時〜16時
講師・案内:菊地則雄氏(千葉県立中央博物館分館海の博物館)他
集合場所:小島新田駅(京急)【13時】から多摩川河口に徒歩で出発
参加資格:高校生以上(保護者同伴の場合は小中学生可)
参加費:百円(障害保険料)当日徴収
主催:盤州里海の会
協力:かわさき遊くらぶ/かわさき・海の市民会議/川崎の海の歴史保存会/とどろき水辺の楽校/海辺つくり研究会/中本賢のヨコハマガサガサ探検隊 2月4日多摩川河口にてアサクサノリの探索会を行いました。2月2日にNHKと読売新聞で想定外の報道がされ・・・当初の思惑と違う探索会になってしまいましたが、何とか無事に行うことが出来ました。
本来は絶滅危惧種であればひっそりと場所を告知してはならないのですが、今回の場合はあまりにも都会に近い事と、人間が関わってきた歴史の大きさから場所も特定させていただきました。地元の方に貴重なアサクサノリが自生していると言う告知のみを目的としました。 |
 当日は参加応募締め切りも飛び込み参加と報道陣で100名を超える大探索会となりました。地元県会議員から地元殿町からは30名ほどの参加を戴きました。 |
 各参加者の自己紹介と参加の動機等を話していただく。羽田の元海苔氏の田村さんの話は昭和28年当時の写真や標本を添えて説明してくれました。 |
 干潟に入る前に菊地則雄氏(千葉県立中央博物館分館 海の博物館)によるアサクサノリのレクチャーを行いました。 |
 ラジオ日本の横浜ガサガサ探検隊のパーソナルテイーの中本賢さんの掛け声と共にアサクサノリの探索が始まりました。 |
 葦原をまさにガサガサと掻き分けてアサクサノリを探す |
 これが絶滅危惧種1類の自生するアサクサノリの姿です。 |
|
この日の探索会の様子は各マスメディアにて全国に報道されました。
【TV】 NHK:首都圏ネットワーク フジテレビ:スーパーニュース テレビ朝日:スーパーJチャンネル 東京MXテレビ/ケーブルテレビ他
【新聞・雑誌】 読売新聞・毎日新聞・東京新聞・中日新聞 他
【ラジオ】 ラジオ日本:中本賢のヨコハマガサガサ探検隊 |
今後は地元の方達が話し合って対応を考えていただければと思います。
ただ・・こんな身近な場所に長い歴史が刻まれたアサクサノリが生息しているのです。ここの沖では日本一の海苔養殖場(羽田・川崎・大森)があり、多くの漁師が生活していました。それに関わっていた人々が多く残る地です。 人は変わっても自然は力強く残りました。その事は重要な事だと考えます。 |
|